「彼氏といると自信がなくなる。」のはなぜか？

彼氏といると、自信がなくなるという女性の方も多くいらっしゃいます。友達同士、男友達と一緒だと自分らしくいられたり、自信を持てるのに、なぜか彼と一緒にいると自信がなくなってしまうということがあるようです。それはなぜなのでしょうか？よくあるお話で、自然なことでもあるのですが、その思いがつのりすぎると、男女関係はうまくいかなくなってしまいます。自分らしくいられない状態が続き、一方が負担を感じ続けていると、すれ違いや別れの原因にもなっていきます。

しかし、よくある自然なプロセスでもありますので、そういったことを、男女の心理の違いをもとに解説します。

「女性の側が、自信がなくなるという。」ケースにおいては、通常、男性の側が、

「過剰に、強がっている」というケースになります。

「彼が、すごすぎる。優秀すぎる。」

「彼の正論に、言い返すことができない。」

「「お前は、だめだなぁ」「おっちょこちょいだし、ドジだし」と、言われる。ないし、言われているような気がする。」

「まったく、俺がいないとだめなんだから。」みたいな感じになってしまう。

という状況があったりします。恋愛の初期には、頼り甲斐のある彼で、すてき！などと思ったりするのですが、それが行き過ぎると、女性の側が自信をなくしていってしまいます。不思議なことに、社会的に活躍していたり、彼の前意外では、自信満々の女性も、さらに自信満々の彼と付き合い、自信をなくしていくというケースも多くあります。そういう女性は、女傑のようなタイプで、「世の中、頼りない男が多いけど、彼はすごい。」などと思い付き合いはじめるのですが、だんだん自分らしくいられないことにストレスを感じ、結局、別れることになったりします。

そこまで、女傑タイプでなかったとしても、あまにも男女の自信のバランスが悪いと、なかなかうまくいかなくなってしまいます。

「自分らしくいられる」

状態でないと、なかなかお互い長続きすることが難しくなってしまうのです。それでは、どうやっていくとうまくいくのでしょうか？？

男性の心理、女性の心理の違いの視点で、紐解いていきます。

「役に立ちたい」「幸せにしたい」男性心理

男性は、女性の「役に立ちたい」「幸せにしたい」という、心理・気持ちが強い生き物です。

この男性の「役立ちたい」「幸せにしたいという」思いは、

「女性の、あなたのヒーローでいたい。」

一言でいうと、気持ちになります。

「優秀で」「かっこよくて」「役に立って」などです。

具体的に言えば、「仕事ができる」「社会的ステータスがある」「スポーツができる」「勉強ができる」「いいお店を選べる」「話が面白い」などなどです。

これらを、認めてくれる女性を、求めているわけです。そして、競争・闘争本能から、これらを誇張して示し優秀さを示そうとします。

女性が、ただ話をきいて、共感してほしいだけなのに、勝手に問題解決し、役に立ちたがったり、整理したがります。

本当に自信があり、成熟してくると、ここら辺のバランスがとれてくるわけですが、根っこにはこういう気持ちを持っています。つまり、誇張して自信満々になってしまうのは、本当は自信がないところもあり、強がっているというわけです。本来、パートナーを否定するような形で、自信を示したり、優秀さを示す必要はないわけです。本当の自信を持てている男性は、女性にも自信を与えてくれることでしょう。

だからといって、今の彼がよくないというわけではありません。多くの男女関係で、こういったアンバランスの時期を経験しながら、お互いが絆を深めていくことがとても多いからです。ただ、あまりにも彼が傲慢、暴君、王様で、女性が奴隷のような関係ですと、うまくいかないでしょう。

「役に立ちたい」「幸せにしたい」女性心理

一方で、女性の「役に立ちたい」「幸せにしたい」は、男性とは少し違います。自分と一緒に、愛を分かち合いたい、喜びも、悲しみも共感し合いたい。気持ちに寄り添いたい。

一緒に幸せになりたい！

という感じになります。男性が、ヒーローとして活躍したい！！

という感じだとすると、女性は、ヒロインになって、一緒の時間、ロマンスを楽しみたい！！また、もっと大人になり家庭を築いていきますと、現実的な生活を快適にしていきたい！！

という感覚になっていきます。同じ、「役に立ちたい」「幸せにしたい」ということでも、男女では感覚が大きく違います。

男女関係をうまくいかせるには、お互いが対等な関係でいること

「彼氏と一緒にいると、自信がなくなる」というケースにおいては、まず、男性の競争・闘争本能を解除してあげる必要があります。「私の前では、リラックスしても大丈夫。」「自信がないところを見せてもいいよ。」というメッセージをうまく伝えてあげられるとうまくいきます。弱いところを彼が見せるのは想像がつかないという方もいらっしゃるかもしれませんが、強がっていればいるほど、実は内側は弱かったりします。女性は、本能的にそういったことはわかっているはずです。そうした、 彼の本当の姿を見ることできると、自分に自信がもどってくるかもしれません。そうした見方をした上で、彼の心をつかみ、共感し、時間をともにし、喜びも、悲しみも、分かち合ってくれる女性がいたら、その男性は本当に幸せになります。ただ、１人の女性を愛する真のヒーローになります。強がっている男性が鎧を脱ぐと、とてもかわいかったりします。

そういったことが、分かっている女性は、男性をどんどん成功させていきます。

男女関係においては、大切なことはお互いが尊重しあえる対等な関係でいることです。女性の側が自信をなくしてしまう際には、少し見方を変えて、共感しながらも勇気を出して、本当の自分を出して自己主張してみるといいと思います。

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